Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 7, 2011, Boston--調査会社インフォネティクス・リサーチ(Infonetics Research)は、「ROADMコンポーネント」レポートを発表した。

主な調査結果
・2010年のROADM WSSコンポーネント市場は販売額が前年比123%増、2010年下期は上期に対して39%増だったが、2011年上期は約8%縮小した。
・この市場縮小によりベンダの市場シェアに大きな変化が起こった。ベンダによっては他のベンダよりも一段と後退したところもある。
・Infonetics Researchの予測では、ROADM WSSコンポーネント世界市場は、2015年には7億1000万ドルに達する。
・ROADM WSSコンポーネントの出荷数量はCAGR 26%で成長し、売上の伸びを上回る。これは、価格下落に加えて、今後より小型サイズの1×4 WSSにシフトするためである、とInfonetics Researchは予測している。ROADMは、さらにネットワークエッジでも導入が進む。

2011年上期のROADM WSS市場の縮小についてディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏は、「市場は短期的なショックを受けた」とコメントしており、「WSSコンポーネント世界市場は、年間では堅調であり、成長を維持する。サービスプロバイダがROADMベースWDMネットワーキングの採用を急速に進めているからだ」と分析している。