Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 30, 2011, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)とサンタ(Santur Corporation)は、ネオフォトニクスが株式非公開企業、Santurを買収することで正式契約したと発表した。
Santurは、メトロおよびLH DWDMシステム向けにハイパフォーマンス波長可変レーザアレイを販売しており、40Gbps、100GbpsクライアントサイドおよびコヒレントサイドアプリケーションにはPICベースの製品を開発している。
ネオフォトニクスは、推定額3920万ドルをSanturに支払う。また、取引完了後2012年末までのSantur製品の財務実績を条件に追加で750万ドルを支払うことに合意している。
Santurは、2000年11月に設立され、通信用途PICベースレーザアレイとパッケージング技術にフォーカスしている。同社の技術は広い波長可変範囲と高速トランシーバへのデザインアプローチとして確立されている。製品は、DWDM、コヒレントおよびクライアントサイド10G、40G、100Gネットワーキングアプリケーションでサイズ、消費電力、コストを抑制するデザインとなっている。
ネオフォトニクスのチェアマン/CEO、Tim Jenks氏は、SanturのPICベース100GコヒレントトランスミッタがネオフォトニクスのPICベース100Gコヒレントレシーバ製品ラインの補完となると見ている。「SanturのアクティブInP PICと当社のハイブリッドPICを組み合わせることで、100Gコヒレントシステム向けに高集積、ハイパフォーマンス、高機能の新たな製品を出すことができる。さらに、Santurの先進的なチューナブルレーザ製品は当社のSpeed and Agility製品ラインとマッチするので、ネオフォトニクスは再構成可能なネットワーク向けにより完成度の高いソリューションを提供することができるようになる」とコメントしている。
(詳細は、www.neophotonics.com)