Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 22, 2011, San Jose--カペラ(Capella Intelligent Subsystems)は、WSS CR-XファミリにCR-EXを追加した。CR-EXは、モニタリング機能を集積した1×20波長マネージメントソリューション。
同社によると、CR-EXは、広いパスバンド、高消光比、低クロストークと挿入損失が全21ポートで実現されている。すべてのポートで一貫した高品質光パフォーマンスを実現したことで、カスケードノード数を最大化し、増幅コストを最小化しながら、ROADMアーキテクチャの柔軟性を余すところなく実現できる。CR-EXは、カペラ独自の技術を採用しているので、CR50とCR100と同じフットプリントになっており、固定減衰モードもしくはパワー一定モードのいずれかをサポートしているため、WDM装置メーカーはそれぞれのアプリケーションに最適のネットワーク制御ソリューションを選択できる。
カペラのエンジニアリング、製品開発VP、Pat Day氏は新製品について「CR-EXは、光チャネルパワーモニタを集積しており、1つのモジュールで1×20(drop)、20×1(add)機能、もしくは統合Add/Dropに対応した、ルーティングおよび選択ROADMアーキテクチャ向けの完璧なWSSソリューションだ」とコメントしている。
CR-EXは、CR50、CR100と同様に光チャネルパワーモニタ(OCPM)を集積して、外付けの光モニタリングソリューションが不要となるので、DWDMシャーシのコストとスペースの削減に貢献できる。集積OCPMは、カペラ特許の波長接続確認(Wavelength Connectivity Confirmation)付パワーモニタリングサブシステム。