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テロリズムにより拡大する爆発物検出市場

September 21, 2011, Austin--IMSリサーチ(IMS Research)の調査によると、世界の空港当局向け、爆発物、武器、禁輸品(EWC)検出装置の販売が、2010年に8億3490万ドルに達した。
IMSリサーチは、2010年のEWC検出世界市場、総額18億4000万ドルの45%を航空市場が占めると見ている。これは、政府および軍関係の約2倍に相当する。
IMSのアナリスト、Michael Arluck氏は、「商用飛行当初からハイジャックは問題になっているが、9/11で飛行機旅行におけるテロリズム問題は沸点に達した。それ以来、世界の空港でEWC検出装置の設置が増加した」と分析している。
他の業界では公的支出は減少しているが、この市場はそれとは無関係に成長している。IMSの予測によると、2011年のEWC検出装置の販売額は6.3%増となる見込み。この成長を後押しするのは、米国運輸安全局(TSA)からの購入と新興市場の活性化。Arluck氏は、TSAは引き続きEWC市場を牽引すると見ている。「ある年に、すでに導入済みの装置を再利用するか、あるいは最新の技術を試験導入してみるにしろ、TSAは新規調達に数億ドル投資する」。新興市場については、「中国だけで2020年までに97の空港を建設する計画がある。それぞれの空港で人々やバッゲージのスクリーニング用検出装置が必要になる」。今後、こうした機会を十分利用できる立場にあるサプライヤは大きな利益を手にすることができる。

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