Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 15, 2011, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)は、ROADMポートフォリオの最新製品、Flexgrid技術を採用した1×20多ポートWSSを発表した。
Flexgrid 1×20 WSSは通信キャリアが400Gを越えるデータレートに移行できるように、各ノードでファイバ方向インタコネクト可能数が増えるように、またCDC (colorless, directionless and contentionless)ROADM動作が可能となるように設計されている。
フィニサのFlexgridは、チャネルスペーシングをダイナミックに変えてWSSを必要な信号帯域に正確に適合させる技術。これにより光スペクトラムのムダは最小限になる。特に、現在のROADM設定は固定50GHzチャネルスペーシングに集中しており、100Gbpsまではサポート可能。Flexgridは、チャネルスペーシングが、12.5GHz刻みで50～200GHzまで調整可能となっており、これによってキャリアは今後の伝送フォーマットで、既存のROADMインフラを利用して波長あたり1Tbpsまで、信号が必要とするいかなる帯域にでも設定できるように設計されている。