Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 9, 2011, Munich--アドバオプティカルネットワーキング(ADVA Optical Networking)は、メトロ環境で激増する帯域成長に対処するために設計された100Gメトロソリューションを販売する。
この新しいソリューションは、500kmまでの距離で効率的な100Gbpsデータトランスポートを求めるサービスプロバイダやエンタプライズの要求に応えたソリューション。100Gメトロソリューションは、ADVA FSP3000に実装されており、コストを下げ、スペースと消費電力を抑えながらDWDMネットワークの伝送容量を増やしている。100Gメトロソリューションの基盤となっているのは、ノンコヒレント4×28G技術だが、変調方式についてはADVAは触れていない。
特徴としてADVAは、コスト効率、スペース効率、パワー効率、スペクトラル効率の4つ効率を挙げている。
・コスト効率:10レーンの10Gとコスト競争力がある100Gメトロソリューションは、ビットコスト最小の伝送を実現しており、最初からネットワークコストと費用を削減する。このコスト削減は、全てのデータセンタ、メトロネットワークアプリケーションで最小運用コストを保証する。
・スペース効率: 現状の10G装置よりもコンパクトな設計となっており、ビットあたりでラックスペース、フロアスペースが少なくてすむ。10レーンの10GbEよりも占めるスペースは小さい。
・パワー効率: 低消費電力で発熱は極めて少ないので、100Gトランスポートにアップグレードしながらも運用コストを削減できる。
・スペクトラル効率: この100Gメトロソリューションは既存の10Gソリューションのスペクトラル効率を上回る。キャリアやエンタプライズは、現状の光ネットワークの容量を倍以上にすることができるので、ネットワーク投資を守り既存インフラを延命することができる。
(詳細は、www.advaoptical.com)