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アドバンテスト、THz分光イメージング・システム「TAS7500」を開発
September 2, 2011, 東京--アドバンテストは、医薬品の製剤解析向けにテラヘルツ(THz)波を用いた卓上型非破壊分光・イメージング・システム「TAS7500」を開発した。
「TAS7500」は、新たな手法で固体から液体までのさまざまな製剤に関する結晶性や成分の特性を非破壊のまま迅速に解析する。さらに、これまで非破壊解析が困難であった錠剤のコーティング膜厚、密度、内部構造等の物性を2次元 (2D)、3次元 (3D) イメージで可視化解析を可能とするシステム。TAS7500を利用することで、製剤研究から量産化(スケールアップ)にわたり開発効率の向上および開発コストの低減が可能となる。また、アドバンテストは、「近年導入が進められているICH (日米EU医薬品規制調和国際会議) ガイドラインにおける科学、リスクに基づいた製剤開発アプローチにも貢献できる」と説明している。
テラヘルツ波による非破壊分光・イメージング・システム「TAS7500」は、これまで直接見ることができなかった医薬品の特性を迅速かつ非破壊で解析することができ、著しく研究開発の効率向上を実現する。
また現在、医薬品製造プロセスの現場でも、成分含有量や水分量等をモニタリングするPAT (Process Analytical Technology)ツールの導入に向けて新しい解析技術が求められている。「TAS7500」は、テラヘルツ波の特徴を活かし、製剤の結晶性や密度等の解析、錠剤の内部構造やコーティングの品質解析といった、従来の解析手法では困難であった分野においても効果を発揮する。既存の解析手法で「見る」ことに費やしていた多くの時間と、「見えない」ことで妥協していた品質への理解に対し、「TAS7500」がより科学的な手法にもとづく解析ソリューションを提供する。
(詳細は、www.advantest.co.jp)
「TAS7500」は、新たな手法で固体から液体までのさまざまな製剤に関する結晶性や成分の特性を非破壊のまま迅速に解析する。さらに、これまで非破壊解析が困難であった錠剤のコーティング膜厚、密度、内部構造等の物性を2次元 (2D)、3次元 (3D) イメージで可視化解析を可能とするシステム。TAS7500を利用することで、製剤研究から量産化(スケールアップ)にわたり開発効率の向上および開発コストの低減が可能となる。また、アドバンテストは、「近年導入が進められているICH (日米EU医薬品規制調和国際会議) ガイドラインにおける科学、リスクに基づいた製剤開発アプローチにも貢献できる」と説明している。
テラヘルツ波による非破壊分光・イメージング・システム「TAS7500」は、これまで直接見ることができなかった医薬品の特性を迅速かつ非破壊で解析することができ、著しく研究開発の効率向上を実現する。
また現在、医薬品製造プロセスの現場でも、成分含有量や水分量等をモニタリングするPAT (Process Analytical Technology)ツールの導入に向けて新しい解析技術が求められている。「TAS7500」は、テラヘルツ波の特徴を活かし、製剤の結晶性や密度等の解析、錠剤の内部構造やコーティングの品質解析といった、従来の解析手法では困難であった分野においても効果を発揮する。既存の解析手法で「見る」ことに費やしていた多くの時間と、「見えない」ことで妥協していた品質への理解に対し、「TAS7500」がより科学的な手法にもとづく解析ソリューションを提供する。
(詳細は、www.advantest.co.jp)