Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 1, 2011, Daet--フィリピン長距離電話会社(PLDT: Philippine Long Distance Telephone Co)は、新海底ケーブル高速インターネット「ハイウエイ」の同社セグメント建設を開始した。国家通信委員会(NTC)会議で、アジア海底ケーブルイクスプレス(ASE)ネットワークへのPLDT参加が承認されたことによる。
NTCは、「国際海底ケーブルは国際通信トラフィックへの接続を提供するものであり、ASEはPLDTユーザに容量増と高速化というメリットをもたらす」と説明している。
2011年1月、PLDTは、アジアパシフィック地域に新しい光海底ケーブルを建設することで日本、シンガポール、マレーシアの通信会社と合意している。フィリピンではPLDTが陸揚げ局になる。同社の最初の海外提携企業は日本のNTT Comの子会社、シンガポールのStarHub、マレーシアのTelekom Malaysia。
ケーブルシステムは、3億400万ドルの投資を必要としており、PLDTはDaet, Camarines Norteの陸揚げ局を含めて5500万ドルを負担する。
建設完了は2012年Q3の予定。PLDTによると、新設海底ケーブルは、既存のAPN2、Guam Pacific, SEA-ME-WE(Southeast Asia, Middle East)ケーブルシステムに対して冗長性改善になる。
新システムは、日本、フィリピン、香港、マレーシア、シンガポールを接続し、将来的には中国および他の東南アジアの国々も接続する。