Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 29, 2011, Upper Lake--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、一般照明用途固体照明(SSL)LEDランプのAPAC消費予測を発表した。
ElectroniCastの調査によると、2011年APACでは、街路灯分野が製品市場シェア、消費額ベースで優位を占めている。しかし、消費額 vs.数量のデータでは、製品カテゴリ市場シェア、特に街路灯カテゴリでは大きな差が出ている。これは、他のランプタイプの低価格と比較して、相対的に高価格の街路灯との差が大きいためだ。例えば、数量では街路灯照明カテゴリは、2011年APAC地域で消費されるLEDベースランプ総数の10%以下にしかならない。
ポール上部に設置される街路灯フィクスチャの中には、実際に1個以上のランプを取り付けるものがある点は注意を要する。例えば、街路灯フィクスチャには実際に2ないしそれ以上のランプがついている。ElectroniCastは、予測期間(2010-2015)に平均的な街路灯ランプの輝度が改善されると見ている。このため、街路灯(もしくはフィクスチャ)あたりのランプの数は時とともに少なくなる。ElectroniCastの示したデータは、ランプの数であって、フィクスチャをカウントしていない。
消費額は、「数量×平均販売価格(ASP)」で決まる。ASPは、LEDランプの工場出荷価格をベースにしている。
ElectroniCastの推定では、2010年APACで設置/使用されたLEDランプは3580万個。このLEDランプの数は2015年には約16億6000万個になると予測されており、CAGR 115.3%(2010-2015)で成長する。
APAC地域の市場調査レポートは、中国、日本、韓国、その他のアジアの市場セグメントで提供される。