Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 25, 2011,Seoul/Ewing--サムスンモバイルディスプレイ(Samsung Mobile display Co., Ltd)とユニバーサルディスプレイ(Universal Display Corporation)は、ユニバーサルディスプレイが同社技術のライセンスを供与し、同社独自の材料をサムスンモバイル(SMD)に販売する契約を結んだ。SMDは、この材料を自社の最先端OLEDディスプレイ製品に使用する。
SMDとユニバーサルディスプレイは11年におよぶ関係を築いており、両社はエネルギー効率のよい最先端のOLED製品開発を通じてOLEDディスプレイ産業の成長加速に協力していく、としている。SMDは、アクティブマトリクスOLEDディスプレイ製品の製造・販売の世界的リーダー、ユニバーサルディスプレイはUniversalPHOLED技術と材料でエネルギー効率のよいOLEDディスプレイと照明を実現している。
OLEDは速い応答時間、広い視角、高いコントラスト比、明るさや飽和色で他の技術を凌駕していることから、より豊かな視聴体感が得られると両社は説明している。また、ユニバーサルディスプレイのUniversalPHOLED技術と材料を用いたOLEDは、LCDよりもエネルギー効率が優れている。
今回発表された契約は、OLED特許ライセンス契約とOLED材料追加購入契約。契約にしたがい、ユニバーサルディスプレイはSMDがライセンス製品製造に用いる最小限のリン光OLED材料を供給する。
(詳細は、www.universaldisplay.com)