Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 22, 2011, San Jose--アバゴ・テクノロジー（Avago Technologies）は、最大14.025GBdの業界標準信号速度の16Gファイバ・チャネル(FC)トランシーバの量産を開始した。
新しいSFP+トランシーバAFBR-57F5PZは、既存の8G FCモジュールの2倍のデータレートでマルチモード光ファイバ(MMF)の高速シリアル・リンクをサポートする。 このモジュールは、16G FCスイッチ、ルータ、HBA、RAIDコントローラ、テープドライブ、ビデオ・スイッチング、スイッチ間およびシャーシ間集約化リンクに対応している。
このSFP+トランシーバAFBR-57F5PZは、スイッチ間接続に必要なポート数が、既存の8GFCソリューションの2分の1で、実質的に同じパワーレベルで動作する。 SFP+モジュールのトランスミッタとレシーバは、FCの速度ネゴシエーションに必要な異なるデータ転送速度で動作することができる。 このモジュールは、従来の8G/4G FC装置と互換性があり、設計移行が容易になる。
AFBR-57F5PZトランシーバは、アバゴの高信頼850nm VCSELとPINディテクタ技術を使用。 この組み合わせによって、マルチレートSFP+モジュールは、FC-PI-5および16G/8G/4GFC仕様に準拠している。 モジュールは、レート選択ピンと制御ビット入力の両方に対応し、FCホストのオートネゴシエーション・アルゴリズム、レイアウトおよびソフトウェアを簡素化する。

AFBR-57F5PZの他の製品特長
• 0℃～70℃の広い動作温度、3.3V±5%の広い電源電圧
• 鉛フリー、RoHS指令準拠
• SFF-8472準拠のデジタル診断機能
• ANSI TIA/EIA604-10 (FOCIS 10A)適合LCデュプレックス光コネクタ インタフェース
• 高ポート密度アプリケーション向けの高いEMI性能