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UCLAのエンジニアが伸縮性ポリマ発光デバイスを作製

August 17, 2011, LA--曲げたり伸ばしたりできる新しい電子材料、ストレッチャブル・エレクトロニクスは、ウエアラブルエレクトロニクス、スマートスキン、侵襲性の少ないバイオメディカルデバイスを含め、幅広いアプリケーションで使用される可能性がある。
従来の無機電子デバイスは脆弱であり、無機材料を超薄型にすることで一定の柔軟性を獲得でき、柔軟でもあり、曲げたり伸ばしたりでき、伸縮性のある電極をつけたディスクリートのLEDチップを取り付けることもできる。しかし、そうしたものは、デバイス部分部分すべてが伸縮自在性を持つ「本質的な伸縮性」に欠けている。
UCLA 工学・応用科学ヘンリ・サミュエリ校(Henry Samueli School of Engineering and Applied Science)の研究者たちは、本質的に伸縮自在なポリマ発光デバイスを初めて実証した。研究者たちは単層カーボンナノチューブポリマ複合電極を用いて透明デバイスを作製する簡単な工程を開発。相互浸透するナノチューブネットワークと複合材料表層のポリママトリクスが低いシート抵抗、高い透過性、高い弾性コンプライアンス、低い表面粗さをもたらす。
このメタルフリーデバイスは、45%まで直線的に伸ばすことができ、複合電極は50%まで可逆的伸縮性がある。表面抵抗にほとんど変化はない。
デバイスは、放射性ポリマ層をサンドイッチした2つの複合電極をロールラミネーションで製造できるので、複合電極の形状記憶特性により、デバイスは機械的な堅牢さと大きな歪変形能力をあわせ持っている。この開発により、伸縮性電極の分野に新しい方向が拓ける。
(詳細は、Advanced Materials:bit.ly/ngbZ5w)

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