Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 12, 2011, Boston--調査会社Infonetics Researchは「光ネットワークハードウエア」Q2調査結果を発表した。

調査結果の注目点
・世界の光ネットワークハードウエア市場2Q11は、WDMとSDH/SONET装置を含めて、前期比13％成長だった。1Q11は11％減。
・光装置投資は、全ての地域で前年比プラス成長、12ヶ月にならしてトレンドを見ると、成長トレンドと言える。
・2011年Q2 WDM光ネットワーク装置投資は前年同期比37％増、光ネットワーク全体は21％増。
・ROADM装置投資2Q11は、前期比9％増となり、2011年上期6ヶ月のROADM投資は前年同期比55％増となった。
・ZTEとファーウェイの業績は、APACとEMEAで極めて好調(EMEAからこれら両社の寄与を取り除くと、この地域の市場は、前期比マイナス成長となる)。
・北米は、前期比ではわずかな成長。富士通とテラブスが好調。
・日本の2Q11は、2Q10比で成長。
　Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏は、「今年は一桁成長という当社の予測は射程内にある」とコメントしている。「2011年下期に世界の光ネットワーク装置投資が上期比横ばいでも、トータルの成長率は6.5％になる。EMEA地域の光市場の力強さは、成長の5％は為替効果。成長の全てはZTEとファーウェイがたたき出したものだ」。