Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 3, 2011, Newark--B&Wテック(B&W Tek, Inc)は、可搬分光計パッケージGemRamを発表した。GemRamは、既知および未知の宝石原石の評価と同定用に開発されている。
GemRam宝石原石同定システムは、スイスのインターラーケン(Interlaken)で開催された国際宝石学会議で発表され、激賞された。GemRamは、B&W TekのGemID識別ソフトウエアを装備。このソフトのGemExpertライブラリは、約400の異なる宝石原石のデータを持っている。あらゆるクラスの原石のスペクトラムが収められており、ホウ酸塩、炭酸塩、ハロゲン化物、元素鉱物、酸化物、リン酸塩、ケイ酸塩、硫酸塩、硫化物が含まれている。同ライブラリには、各原石の異なる種類のものが世界中から集められている。ライブラリの各エントリーは、取引名、原産国、その他原石の同定と評価を迅速にするための情報を持っている。このソフトウエアパッケージには、ユーザ定義のスペクトラムが無制限に、いつでも追加できる。
GemRamパッケージは、スペクトラムを安定化した785nmダイオードレーザ、高分解能TEC付分光計を使用。高精度で再現性のよい計測のためにX-Y-Z位置決めステージを装備したラマンプローブが含まれる。ノートPCも含まれ、GemIDソフトウエアとGemExpertのスペシャルライブラリは予め実装されている。