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情報通信研究機構と東京大学、連携協力協定締結
July 27, 2011, 東京--情報通信研究機構(NICT)と東京大学は、2011 年7 月27 日に連携協力協定を締結する。協定の目的についてNICTは、「組織的な連携をより強化し、共同研究、人材交流、人材育成及び施設・設備の相互利用を一層積極的に推進し、我が国の情報通信技術のさらなる発展に寄与するため」と説明している。
両機関は、これまで、数多くの共同研究や相互の研究者の交流を実施してきたが、今後協力していく分野として、新世代ネットワーク技術、周波数標準等情報通信の極限技術、フォトニック情報通信技術等を挙げている。
今後の協力をしていく研究・活動例
(1) 新世代ネットワーク技術における研究協力
NICTが中心となり提唱してきた新世代ネットワーク技術や、両機関の協力により研究開発を進めてきたネットワーク仮想化技術、及びNICTが運用する研究開発ネットワークテストベッドJGN-Xで開発された運用管理技術等を発展させ、ネットワーク仮想化技術、低消費電力ネットワーク技術等を含む新世代ネットワーク技術の研究開発の強化・推進を目指す。
(2) 周波数標準等情報通信の極限技術の研究協力
光格子時計を含む光周波数標準、時刻周波数比較・伝送技術等の超高精度な時刻・周波数標準に関する現在の両機関の協力を更に発展させるとともに、重力波検出・ニュートリノ天文学等の研究に活用する。具体的には、NICTが運用するネットワークテストベッドを活用した高精度光周波数比較や東京大学神岡素粒子研究施設を利用した光周波数標準技術の開発等を行い、将来の情報通信に求められる極限技術の追求を目指す。
(3) フォトニック情報通信技術における研究協力
NICTと東京大学がこれまで協力して研究開発を行ってきた光半導体デバイス・光システム等のフォトニック情報通信技術を発展させ、NICTのフォトニックデバイスラボ等の世界最高クラスの実験施設を共通プラットフォームとして活用した光量子素子技術やナノフォトニクス等の先導領域の情報通信システム等の研究開発の強化・推進を目指す。
両機関は、これまで、数多くの共同研究や相互の研究者の交流を実施してきたが、今後協力していく分野として、新世代ネットワーク技術、周波数標準等情報通信の極限技術、フォトニック情報通信技術等を挙げている。
今後の協力をしていく研究・活動例
(1) 新世代ネットワーク技術における研究協力
NICTが中心となり提唱してきた新世代ネットワーク技術や、両機関の協力により研究開発を進めてきたネットワーク仮想化技術、及びNICTが運用する研究開発ネットワークテストベッドJGN-Xで開発された運用管理技術等を発展させ、ネットワーク仮想化技術、低消費電力ネットワーク技術等を含む新世代ネットワーク技術の研究開発の強化・推進を目指す。
(2) 周波数標準等情報通信の極限技術の研究協力
光格子時計を含む光周波数標準、時刻周波数比較・伝送技術等の超高精度な時刻・周波数標準に関する現在の両機関の協力を更に発展させるとともに、重力波検出・ニュートリノ天文学等の研究に活用する。具体的には、NICTが運用するネットワークテストベッドを活用した高精度光周波数比較や東京大学神岡素粒子研究施設を利用した光周波数標準技術の開発等を行い、将来の情報通信に求められる極限技術の追求を目指す。
(3) フォトニック情報通信技術における研究協力
NICTと東京大学がこれまで協力して研究開発を行ってきた光半導体デバイス・光システム等のフォトニック情報通信技術を発展させ、NICTのフォトニックデバイスラボ等の世界最高クラスの実験施設を共通プラットフォームとして活用した光量子素子技術やナノフォトニクス等の先導領域の情報通信システム等の研究開発の強化・推進を目指す。