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個別化、統合化、ポータブル、オンデマンドに傾斜するIPTV

July 25, 2011, Campbell--Infonetics Researchは、「IPTVサービス展開戦略:世界のサービスプロバイダ調査」を発表した。

主な調査結果
・インタビューしたIPTVサービスプロバイダの63%が2012年までに、PC、タブレット、スマートフォンなどマルチスクリーン視聴をサポートする予定。
・現在最も広く普及しており、今後も普及すると考えられる2つのIPTVアプリケーションは、ウイジェット(天気や交通情報の更新)とCaller ID on the TV(電話サービス)。
・調査したIPTVオペレータの約半数は、2012年までに的を絞った広告、インタラクティブ(双方向)広告の提供を計画している。
・IPTVオペレータは、ソーシャルネットワーキングへのアプローチを継続的に進めており、現在は26%に過ぎないが2012年には41%になる。中でも、FacebookやTwitterが最も人気が高い。

Infonetics Researchのビデオ担当ディレクティングアナリスト、Teresa Mastrangelo氏によると、IPTVサービスは全有料TV市場でのシェアは微々たるものだが、市場への影響は大きく、ビデオ配信エコシステム全体に変化を強いるものとなっている。「ほとんどのIPTVオペレータは、競合と似通ったサービスを提供することで顧客獲得を目指しているが、最新のIPTV調査からは、IPTVサービスが次のフェーズに入ったことが確認できる」と同氏は指摘している。「オペレータは、ビデオ配信という基本サービスを越え、消費者に個別化、統合化、ポータブル・オンデマンド視聴体験を提供し始めたからだ。マルチスクリーン視聴、インタラクティブアプリケーション、ソーシャルネットワーキングは、今後実装されるサービスのいくつかを示している。通信事業者は、IPビデオを使用した革新性で先行しているが、衛星やケーブルオペレータはブロードバンドインフラを活用して同等サービスを提供するようになっている。IPTVオペレータにとって、市場の方向性を決める競争から目を離さないようにすることが重要だ」と同氏は分析している。

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