Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 13, 2011, Islamabad/Morristown--パキスタン初の民営海底光ケーブルオペレータ、トランスワールド(Transworld Associates Ltd)と、TE Connectivity(旧Tyco Telecom)の事業会社、TE SubComは、TW1海底ケーブルシステムのアップグレード計画を発表した。
TW1は、SubComが建設し、2006年に運用を開始した、パキスタンとUAE、オマーンを結ぶ海底光ケーブル。アップグレードは、2011年末に完了予定となっており、これによってこの地域の接続性が強化される。
TW1は総延長1200kmを超え、2ファイバペア、最大容量1.28Tbpsのシステム。SubComの柔軟なアップグレードソリューションでは、プラグ&プレイ技術を用いることで、6波長を追加するオプションが用意されている。TW1のアップグレードによって、パキスタンのITや通信の成長加速に必要な高速接続が得られる。
トランスワールドは、オラスコム・テレコム(Orascom Telecom)、オラスタ(Orastar Limited)、オムゼストグループ(Omzest Group)による合弁事業で、パキスタンテレコムの規制緩和時に設立され、初の民営海底ケーブルシステムの運用を目的としている。