Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 6, 2011, Sunnyvale--インフィネラ(Infinera)は、3月11日に日本の東北地方で発生した地震とツナミによる、パクネット(Pacnet)が被った陸上と海底光ネットワークの障害回復をサポートするために技術提供を行った。
Pacnetは、アジアの独立系大手サービスプロバイダ、オペレータで、同社のネットワークは、パシフィックリムの国々、日本、香港、中国米国その他の国に接続を提供している。
地震後数日で、InfineraはPacnetの日本の海底および陸上ネットワークで、Infineraの標準に妥協することなく迅速に400Gbpsの容量を提供する仕事を与えられた。Infineraは、直ちにネットワークを顧客の望む状態に回復する作業に取り組んだ。
Infineraは即刻、詳細な回復計画を立てるために東京、シンガポール、サニーベイルにバーチャルタスクフォースを集結。4日後、Pacnetの海底および陸上ネットワークで400Gbpsの容量を回復するのに必要となるすべての装置が東京に向けて出荷された。Infineraの日本サポートチームが新しい400Gbps容量を設置、作動、テストするのに4週間かからなかった。
Infineraによると、同社の海底ケーブル敷設距離数は85000kmを超えている。DTNベースの海底ソリューションはInfineraのデジタル光ネットワーク(Digital Optical Networks)アーキテクチャの利点を踏襲しており、拡張性と運用の容易さ、Infineraの陸上ネットワークとのシームレスな相互接続性などが特徴。