Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 30, 2011, Andover--ナパテック(Napatech)は、4ポート10GbEインテリジェントネットワークアダプタを発表した。NT40E2-4は、NT20E2(2ポート10G)のポート密度を2倍に拡張したものとなる。
同社社長、Erik Norup氏によると、IPネットワークがサポートするアプリケーションの増加にともないネットワークアプライアンスのポートの高密度化が求められていると言う。
今回発表したNT40E2-4は、これに先立つシングルポート40GbEネットワークアダプタNT40E2-1に続くもの。世界初のシングルポート40GbEインテリジェントネットワークアダプタは、現在出荷段階にある。NT40E2-4は、SONET/SDHとEthernetインタフェース両方の特徴、パフォーマンスを兼ね備えている。
同社では、NT40E2-1とNT40E2-4を補完的製品と位置づけており、Norup氏は「すべてのネットワークインタフェースを直ちに40GbEにアップグレードすることはできないので、プラグ&プレイ対応の補完的な4×10GbEネットワークアダプタが、ネットワークのアップグレードにともない既存ネットワークアプライアンスを10GbEから40GbEへ移行させるための一助となる」と説明している。
　ナパテックの全てのネットワークアダプタは共通のドライバでサポートされ単一のアプリケーションプログラミングインタフェースとなる。これにより、OEMベンダは複数の1GbE、10GbE、40GbEインタフェースをサポートする幅広いネットワークアプライアンス製品に対応するアプリケーションを開発することができる。