Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 20, 2011, Raleigh--ビーコ(Veeco Instruments Inc)は、高効率固体照明プロジェクトサポートを目的に、米国エネルギー省(DOE)からR&Dマッチングファンド400万ドルを獲得したと発表した。
　LED製造装置の大手メーカーの1つであるVeecoは、新しい材料、基板、成長技術を用いることでLEDの製造コストを下げ、輝度や効率を改善することを目的としたプロジェクトの資金を獲得。結晶性窒化物半導体材料の大手メーカー、ノースカロライナ州RaleighのKyma Technologiesは、この開発プロジェクトの一環としてVeecoに材料とサービスを提供する。
　6月7日、Steven Chuエネルギー長官は、LEDやOLEDなどの高効率固体照明技術の開発、導入を加速する8つの新しいR&Dプロジェクトに約1500万ドルを投ずると発表した。選ばれたプロジェクトは米国4州で行われ、中核的R&D目標促進、新製品の開発、国内製造能力拡大を焦点に、米国がこの成長市場で競争力を保つことを目的としている。
　今回は、固体照明中核技術研究及び製品開発に向けたDOEの7回目の資金提供であり、固体照明製造プロジェクトへの財政支援としては2度目。Veecoは、2010年第1回の製造でも資金を獲得している。