Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 16, 2011, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、40/100G光伝送システム向けPICベース集積コヒレントレシーバ(ICR)の生産能力を4倍にした。
同社は、業界は高速バックボーンネットワークに対するアプローチでは「コヒレント技術」でまとまると見ている。ネオフォトニクスのPICベースICRと各チャネルの最先端DSPとを組み合わせたコヒレントアプローチは、サービスプロバイダにとって、既設のケーブル投資の寿命を延ばし、効率を高めるオンデマンドソリューションを実現することができるように設計されている、と同社は説明している。
「ラインサイド40Gbpsでコヒレント伝送技術の利用が急増しており、100Gbpsコヒレントシステムも出始めているので、厳しい光パフォーマンスを維持しながらICRsの量産出荷を大幅に増やす必要が出てきた」と同社チェアマン/CEO、Tim Jenks氏は話している。
ネオフォトニクスのICRは、位相エンコード光信号を電気信号の強度変化に変換するように設計されており、電気信号は次にDSPで解析される。キャリアが10Gbpsネットワーク接続のアップグレードを行っており、これにともなってネオフォトニクスはTier1顧客に複数のデザインウインを獲得。現在、偏波ビームスプリッタ内蔵もしくはその内蔵なしのもの、両方のICR製品を出荷中。
(詳細は、www.neophotonics.com)