Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 15, 2011, Dallas--マーケッツアンドマーケッツ(MarketsandMarkets)が発表した「ディスプレイ&照明アプリケーション向けLEDドライバIC世界市場」(2010-2015)によると、LEDドライバIC世界市場は2015年には44億2400万ドルになる。そのうち最大シェアはディスプレイアプリケーションで、LEDドライバIC市場の80％を占める。この予測期間で、市場全体はCAGR 31.6％で成長する。
白熱電球の段階的廃止が政府主導で行われているため、電力効率のよいLED照明の導入が増え、ディスプレイや照明など幅広い用途でLEDドライバICの利用も増加している。
これら2つのアプリケーションで、照明アプリケーション向けLEDドライバIC市場は、2010-2015年の予測期間でCAGR 46.5％で成長する見込みだ。ディスプレイアプリケーションは最大シェアを占めており、2010年、LEDドライバIC市場の80％、8億9520万ドルだったが、予測期間ではCAGR 26.6％で成長して2015年には29億1400万ドルに達する見込みだ。
世界のLEDドライバIC市場は、4地域に分けられ、北米、ヨーロッパ、APAC、ROW(その他の地域)。これら4地域の中で、APACが最大規模。これは、主に低い製造コスト、OEM/ODMの存在、租税免除(海外半導体企業で事業継続が10年超の企業の法人所得税)による。