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ファイバインフラがUAE市場を活性化

June 14, 2011, Cambridge--ピラミッドリサーチ(Pyramid Research)の調査報告によると、アラブ首長国連邦(UAE)の銅線からファイバ固定インフラへの移行は2012年までに完成予定となっており、これにより有料TVと固定VoIP分野の大きな成長が期待されている。
調査レポート「UAE: 通信複占(duopoly)が最も豊かな市場の1つを窒息させる」は、UAEの通信、メディア、技術分野を独自のデータにより分析している。固定とモバイルの競争の詳細な分析、技術の市場シェア調査、新技術の導入と普及のモニタなどが含まれる。
「この変化は、ブロードバンド売上を押し上げると同時に、有料TVや固定VoIP分野も大きく伸ばすことになる。UAEのオペレータ2社の中で、小規模で新規のduは、カバー範囲は限られていたが、2008年にオールファイバネットワークに完全移行した。一方、既存のEtisilatは、すでに追いつき、アブダビ(Abu Dhabi)全体をカバーすることで新興オペレータを凌駕している。これにより、アブダビは、都市全体をファイバでカバーした世界初の都市となる」とピラミッドリサーチのシニアアナリスト、Hussam Barhoush氏は分析している。Etisalatは、2012年までに固定ネットワーク全体をファイバにアップグレードする計画をもっている。
ピラミッドリサーチによると、2012年までにオールファイバ固定ネットワークに移行することで、オペレータがトリプルプレイバンドルパッケージをエンドユーザ向けに提供するので、有料TVの普及率が高まる。
「現在のファイバ投資と、今後のLTE投資により、市場のプレイヤーは次の成長につなげるために、スマートマーケティングや技術戦略を展開せざるを得なくなる」とBarhoush氏は見ている。

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