Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 10, 2011, Claremont--VIシステムズ(VI Systems GmbH)は、ドラカ(Draka)のMaxCap-OM4(50/125µm)マルチモードファイバを使用して12.5Gbps 1kmシリアル動作光リンクを実証した。テストはドイツ、ベルリン工科大学で行われた。
VI Systemsは、データコムアプリケーション向けにV30-850C1SM 高速VCSELを開発している。デバイスは消費電力約7mWで光出力2mW。動作電圧は3V以下。最近のテストでは、ローエネルギー記録を100fJ/bitまで伸ばした。
シングルモードVCSELsは、850nm波長でファイバの色分散を解消することでMMFでの伝送距離を延ばすことができる。この点は、次世代データコム超高速アプリケーションでは特に重要。35Gbpsまでの光データ伝送は、VI Systemsの高速PDとTIAを用いて実現されている。V30-850C1SMチップは、250×250µmシングルダイサイズもしくはチップアレイで提供中。
ターゲットアプリケーションは40Gbps、100Gbpsの独自の光リンク、14Gbpsと28Gbps FC、InfiniBand FDR(14Gbps)とEDR(26Gbps)アプリケーション。