Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 8, 2011, Regensburg--オスラム(OSRAM)は、米国およびドイツのサムスン(Samsung)グループ会社とLGグループ会社、日本のLGグループ会社を相手に訴訟を起こした。
これらの企業がそれぞれオスラムの基本特許権を侵害しているとの確信に基づき、オスラムは中国のLGに対しても訴訟を起こす。オスラムは、これらの訴訟により、LED技術に関する同社の特許を強化する意向だ。
これらの訴訟でオスラムは、サムスンとLGのグループ会社が米国、ドイツで白色LEDsおよび表面実装LEDs、LGに関しては日本や中国でもオスラムの特許を侵害していると主張している。オスラムは、許可なしで同社の技術を使用することを阻止し、LEDバックライトTV、LEDコンピュータモニタなど、これらの特許侵害のLEDsを使用している製品やLEDsの輸入と販売を停止することを法廷に求めている。加えて、オスラムは損害賠償も求めている。
この法的措置はオスラムの特許によって保護されている技術を使用するLEDsにフォーカスしている。これらの技術は、電気的および熱的接続構造に関するもの、変換技術、特にLEDチップの青色光を白色に変換する技術に関するものである。このような白色LEDsの典型的なアプリケーションには、例えばTVやモニタのディスプレイバックライトがある。
(詳細は、www.osram.com)