Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 2, 2011, Upper Lake--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)は、固体一般照明アプリケーションで用いられるパッケージドコンポーネントレベルLEDsの世界消費額10年予測を発表した。2010年の消費額は5億ドルに達した。2020年には約134億ドルに達するとElectroniCastは予測している。
市場調査によると、固体一般照明アプリケーションで用いられるパッケージドコンポーネントレベルLEDsの世界消費額は、2015年には21億ドルに達すると予測されており、CAGR 33.2％で成長する(2010-2015)。ElectroniCastの予測では、次の5年(2015-2020)はさらに成長速度が加速し、CAGR 44.9％で伸びていく。
「2010-2020年の予測期間で、平均販売価格を示す世界市場予測もこのレポートでは詳細に記されている。
「HB-LEDカテゴリーには、超高輝度(UHB) LEDも含まれている。超高輝度LEDs(70lm/W以上)の価格は、HB-LEDに対して大きなプレミアムがついている。現状では、UHB-LEDsの数量は比較的少ないが、UHB-LEDSの利用が増えるにともない、全般的な影響はHB-LEDカテゴリーに毎年のASP増として現れてくる。そうでない場合、つまり予測期間を通じてASPsが下がるトレンドであるなら、技術や製造歩留まり向上による。これは競争の激化、販売チャネルの改善にともなう影響であり、その背景には世界中の政府がエネルギー効率のよい一般照明を奨励していることがある」とElectroniCastの国際事業プレジデント、Stephen Montgomery氏は分析している。