Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 25, 2011, Sunnyvale--ピーエムシーシエラ(PMC-Sierra, Inc)は、コヒレント光ネットワーキング向けに業界最先端の40Gb/sシステム・オン・チップ(SoC)ソリューションを発表した。
PM6373 POLO 40Gにより40Gb/sコヒレントの普及がメトロ、リージョナル、LHネットワークで可能になる、と同社は主張している。この最先端のSoCアーキテクチャはラインカード密度を倍にし、非コヒレントネットワークと比較して消費電力を50％以上減らす。POLO 40Gによりキャリアは、ビデオやモバイルデータトラフィックの激増に対応でき、既設ファイバプラントに40Gb/s帯域を導入することでCAPEX、OPEXを削減できる。PMC-Sierra独自のハイパフォーマンスミックストシグナル、DSP、ADC、OTNフレーミングとSwizzle FECを組み合わせたSoCアーキテクチャがデジタル的に光信号の劣化を補償し、光パフォーマンスの2dB以上の改善、伝送距離も25％の長延化などにより、伝送コストは飛躍的に抑制される。
Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏は、キャリアがコヒレントを選択して導入する理由について、「それが、伝送レートを増やし、オールオプティカルネットワーク構築のための最も効果的な技術だからだ」とコメントしている。