Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 17, 2011, Glen Allen--業界調査会社ナノマーケッツ(NanoMarkets)は、世界OLED照明市場予測を発表し、市場は2016年には48億ドルに達すると見ていることを明らかにした。
同社によると、2014年初めにはOLED照明製品は量産になり、今後数年で、自動車業界で需要が伸びると予測している。
OLED照明産業は、昨年急成長し、現在照明アプリケーション向けOLEDパネルを出荷しているのは9社。OLED照明パネルは現在高級フィクスチャでのみ使われているが、ナノマーケッツの見方では2013-2014年の間にOLED照明量産市場が立ち上がり、OLEDベース一般照明製品の売上は、2016年には27億ドルに達する。柔軟性や色のチューナビリティというユニークな特徴を持つOLEDが、この技術を建築アプリケーション適したものとしている。ナノマーケッツの見方では、OLED照明の建築アプリケーションは、2016年までに9億5000万ドル超の市場を生み出す。OLEDパネルメーカーは、2～3年内に自動車業界で数百万ドルのデザインウインを獲得し、この業界は2016年にはOLED照明にとって8億500万ドルに成長する。