Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 13, 2011, Boston--Infonetics Researchが発表した「ROADMコンポーネント」レポートによると、ROADM WSSコンポーネント市場は、2015年までCAGR 20％の勢いで成長する。
主な調査結果
・WDM ROADM光装置市場は、光トランスポート装置ビジネスで最速の成長セグメントで、WDM光市場全体の成長を凌駕し、下降を続けるSONET/SDH市場からシェアを奪っている。
・WDM ROADM分野ではWSSがキーコンポーネント。WSSによって波長のルート設定がダイナミックになり、電気から光に換えてプロテクションスイッチングができるようになった。
・2010年、WDM ROADM装置全体WSSコンポーネントの売上げシェアは、2009年の7％から13％に上昇した。2015年には、15％に達する見込みだ。
・2010年のROADM WSS販売の急増は、デグリーカウント増加にシフトしたこと、最終製品市場の伸びを上回るWSSの出荷数量増による。
・供給を上回る需要により、2010年、WSSコンポーネントの平均販売価格(ASP)は上昇した。
・フィニサとJDSUが、WSSコンポーネント売上市場シェアで競っており、2010年、フィニサが初めてJDSUを追い越した。