Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 28, 2011, Redmond--超小型のディスプレイ技術で知られるマイクロビジョン(MicroVision)は、シンガポールのNanyang(南洋)技術大学(NTU)にR&Dセンタを開設した。研究施設は、NTUの200ヘクタールキャンパスにあり、マイクロビジョンのPicoPディスプレイ技術を用いた画期的なブレイクスルー製品の開発を目標としている。
マイクロビジョンの計画では、2012年までに同R&D施設に25名までのエンジニアを雇用し、最先端のR&Dプロジェクトを推進し、運用をサポートするとともに、500を超える同社の公開および申請中の特許に基づいて開発を進める。NTUと協働することで、マイクロビジョンは同大学の工学、マイクロエレクトロニクス、材料科学を活用して、学部や学生とともに共同開発を進めることを狙っている。この提携により、NTUのスタッフや学生とマイクロビジョンの研究者との間でアイデアの交換を促進し、NTU学生にはインターンシップの機会を与える。