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April 14, 2011, Cambridge--ピラミッドリサーチ(Pyramid Research)のレポートによると、ロシアのブロードバンドサービスは2015年にはインターネット売上を65億ドルに押し上げる。同サービスは、固定通信セグメントの売上で成長が最も速い。
固定音声通信全体は、2010-2015年の期間で減少傾向にあるが、インターネット売上は着実に成長する。ブロードバンドサービスが拡大することで、インターネットの売上の伸びは、2015年には65億ドルに達する。この成長の背景についてピラミッドリサーチのアナリスト、Sylwia Boguszewska氏は、「手の届く価格になってきたことと、マルチプレイバンドルで便利になってきたことが原因だ」と分析している。「バンドルサービスを提供するために、通信事業者は、ネットワークの拡張にともない、サービスポートフォリオにIPTVサービスを追加した。」
ピラミッドは、固定とモバイルブロードバンド累積売上見込みが2015年までに423億ドルになると予測している。「ロシアでは、モバイルブロードバンドが大成長を遂げている。Yotaが最近発表したデータでは、2010年の総ネットワークトラフィックは100ペタバイトを超え、2009年 3Gネットワーク水準の9倍となった。また、モバイルブロードバンドが固定アクセスの置き換えとして台頭してきた。特にルーラル地域では顕著だ。MegaFonの報告では、販売済みデータカードモデムの40％以上が家庭内のアクセスに使用される」と同氏は語っている。
「データ収益増の大半はモバイルブロードバンドからくるもので、ピラミッドの推定では、予測期間では、接続売上が183％増となるが、これは計画されている3Gと4Gネットワークの開始、コンピューティング機器の普及によるものだ。オペレータも、IPTV/音楽/ゲーム/ストレージなどのインターネット関連サービスにより、加入者の支出が増加するとの認識を持ち始めた」とBoguszewska氏はコメントしている。