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光融着接続機世界市場調査

April 6, 2011, Upper Lake--エレクトロニキャスト(ElectroniCast Consultants)によると、2010年の光融着接続機世界市場は前年比35%増となった。
光融着接続機は、光ファイバを相互に溶融接続する装置。光融着接続機2010年の世界消費額は2009年に対して35%増だったが、この消費額は劇的に増加し、2010-2015年の期間で倍の規模になると予測されている。ElectroniCastの国際ビジネス社長、Stephen Montgomery氏によると、平均販売価格の下落は続いているが、これは販売数量の増加に伴い一部は相殺される。
2010年、光融着接続機の市場を牽引したのは北米だったが、中国における消費額が大幅に伸びており、これによってAPAC地域の市場シェアは同予測期間で相対的に増加する。これはAPAC地域の国々がFTTx建設を進めており、光コンポーネントやデバイスの製造で光融着接続機が使われるため。その他の地域(ROW)は、EMEAと中南米だが、このうち中南米地域では光融着接続機の積極購入により市場成長率が高くなっている。
通信アプリケーションが、現在、光融着接続機の世界消費額の半分以上を占める。光デバイスやコンポーネントの製造における光融着接続機の使用は、2010-2015年の予測期間で平均年成長率は16.1%。ケーブルテレビ、軍事/航空機および特殊用途の光融着接続機消費額もElectroniCastのレポートには掲載されている。
2011年、単心ファイバ用光融着接続機の消費額は世界消費額全体の57%を占めると予測されている。同予測期間では、多心ファイバ用融着接続機も2桁の伸びが予測されている。

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