Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 4, 2011, New York--ベライゾン(Verizon)は、2011年第2四半期末までにUSバックボーンの一部セグメントに100G技術を導入し、クラウドベースのエンタプライズアプリケーションからビデオストリーミングまでパフォーマンス増強を計画している。
100G導入のネットワークセグメントは、シカゴ-ニューヨーク、サクラメント-ロサンゼルス、ミネアポリス-カンザスシティ。
ベライゾンのネットワーク企画担当VP、Ihab Tarazi氏は、「当社はすでにヨーロッパのネットワークの一部で100G導入に成功しており、今度はこの技術をUSネットワークにも拡張する。100Gにアップグレードすることで当社のグローバルIPネットワークが強化され、顧客の帯域需要に対応できる。スケーラビリティとネットワーク効率だけでなく、当社が100Gに期待していることはルート毎で遅延が改善されることがある」とコメントしている。
ビジネスカスタマーは、クラウドコンピューティングサービス、セキュリティ、ユニファイドコミュニケーションやコラボレーションアプリケーションを含む統合ソリューションを始めており、これにともなう帯域需要に応えてベライゾンは100G導入を進めている。
米国での100G導入では、ベライゾンはジュニパ(Juniper Networks)のルータとシエナの100Gコヒレント光トランスポートソリューションを使用する。ジュニパとシエナの100G装置は今年初めのヨーロッパでの100G導入でも使用した。