Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 28, 2011, Marlton--オンパステクノロジー(ONPATH Technologies)は、オールオプティカルブレードO-Bladeを発表した。
O-Bladeは、3D MEMSベース光スイッチを使用しており、36ポートのノンブロッキング、エニー・ツー・エニー(A2A)接続をサポートしている。O-Bladeは、同社の他のスイッチングブレードと同様に、同じUCS 3900シャーシで動作するように設計されている。また、ONPATHのHorizONマネージメントソフトウエアを通じてローカルでもリモートでも同時にマネージメントが可能となっている。
O-Bladeはあらゆる光プロトコル、速度、新しい16Gbps ファイバチャネル(FC)、現在電気のスイッチング技術では高価になりすぎる40GbE、100GbEなども含めて最低速度から最高速度までをサポート。特別なアプリケーション、WDM、RF、ビデオネットワーキング、法的なインターセプト、独自のプロトコルにも現在対応可能となっている。他の3D MEMSベースの光スイッチとは異なり、O-Bladeはディザリング動作なしの接続に最適化されている。ディザリング動作は、それへの耐性のないネットワークではビットエラーレート(BER)を増やすプロセスとなる。O-Bladeはオールオプティカルソリューションであるので、ネットワークが将来的に増速されても投資は保護される。また、O-Bladeの遅延は5ns以下であり、遅延に著しく敏感なアプリケーションに適している。
O-Bladeは、同じブレードでEthernet、FC、SONETの1Gbps～10GbpsまでをサポートするA2A接続を提供するONPATHのユニバーサルスイッチングブレード(S-Blades)の補完となる。両方のブレードとも同社のUCS 3900製品ラインで動作するように設計されており、柔軟なポートベースのソフトウエアライセンスで提供される。