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March 24, 2011, ワシントン--パイクリサーチ(Pike Research)の調査によると、エネルギー効率のよいネットワーク装置への投資は、2014年にはネットワークインフラ市場の46％、1220億ドルに達する。
世界の固定およびモバイル通信オペレータにとって最大の運用コストの1つがエネルギーコスト。ネットワーク運用の環境への影響軽減に加えて、エネルギーコストを減らすために多くのサービスプロバイダが、ネットワークの消費電力を劇的に減らす、エネルギー効率のよいインフラ装置に投資し始めている。これによって、通信ネットワーク関連のCO2排出を抑制できるという考えだ。
「前世代の通信ネットワークは、必ずしもエネルギー効率を念頭に入れて設計されていなかった。しかし、エネルギーは、世界中のネットワークオペレータにとって最上位の優先事項になっている」とバイクリサーチ社長、Clint Wheelock氏は指摘している。
同氏によると、激増する加入者数と環境問題とのバランスをとる必要があり、2014年までの投資で、その半分はアジアパシフィック地域のグリーンモバイルネットワーク投資が占めることになる。ヨーロッパのオペレータもエネルギー効率に高い関心を示しており、同地域は2014年までの世界のグリーンモバイルCAPEXの26％を占める。
パイクリサーチの調査「グリーンテレコムネットワーク」は、ビジネスチャンス、技術的要求、グリーンテレコの環境的影響を世界的に分析している。