Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 22, 2011, Paris/Mainz--パリのインターネット・イクスチェンジポイント(IXP)でフランスのピアリング統合を担うフランスIXが、8ヶ月の運用経過し、急速に成長している。このトラフィック増に対処するために、新規装置を導入してサービス品質(QoS)水準を維持し、バックボーンの輻輳を回避する必要がある。
フランスIXは、すでにMLXブロケード装置を導入しており、今度はPOP間の帯域アップグレードを行うことでインフラを発展させる必要がある。フランスIXコアバックボーンは今日まで、2つのPOPs Interxion-5とTelehjouse-2をベースにしており、2×10Gbpsリンクで相互接続していたが、現在これを120Gbpsにアップグレードする。4つの他のエッジPOPsの接続性もアップグレードして、20Gbpsもしくは40Gbpsの容量にしようとしている。
フランスIXは、キューブ・オプティクス(Cube Optics)の「ネットワークキューブ」(Network Cubes)パッシブWDM技術を利用する。ネットワークキューブは、個々のDWDM波長のマネージメントができるだけでなく、8波長を1つのグループとしてマネージメントでき、最高の実総密度、ラックスペースの最小化を特徴としており、OPEX削減にも貢献する。また、キューブ・オプティクスのパッシブMUXはIPパケットの遅延を最小化し、インターネットの流動性に貢献する。
(詳細は、www.cubeoptics.com)