Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 15, 2011, Los Angeles--オプネクスト(Opnext, Inc)は、先週米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されたOFC/NFOEC展示会で、小型形状プラガブルプラス(QSFP＋)トランシーバのデモンストレーション紹介を行った。
現在、市販されているQSFP＋モジュールは主に100mまで伝送できるMMFアプリケーションをサポートしているが、OpnextはシングルモードQSFP＋を次世代の40Gソリューションと見なしている。OpnextのQSFP＋モジュールは、シングルモードオプティクスを利用して40GbEトラフィックを10km伝送する。同社のCFP形状の40GBASE–LR4モジュールは、現在顧客のシステムへの導入が進んでおり、量産フェーズに入っているが、これを含む既存40G製品ファミリの拡張として40GbE QSFP＋モジュールは位置づけられている。40GBASE–LR4技術によりOEMsは、従来の40G SONET/SDHクライアントインタフェースに対してコストを下げ、伝送距離を延ばす代替品となり、高速スイッチ/ルータでの40G導入の経済性を高めることができる。
QSFP＋40GBASE–LR4トランシーバモジュールはOEM次世代のシステムにとって最新技術となる。これら次世代システムでは、業界のトップベンダは大規模データセンタやエンタプライズアプリケーションをサポートするために、伝送距離を延ばし、高速化し、全般的に消費電力を落とすことに意欲を燃やしている。また、40GbE QSFP＋への移行は、ポート密度を著しく高めることにもなる。