Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 10, 2011, Lehigh Valley--InPチップ技術を持つサイオプティクス(CyOptics Inc)は、40Gbps、100Gbps PM-QPSK向けに集積タイプコヒレントレシーバを発表した。狙いは、40G、100GコヒレントDWDM伝送システム。この光レシーバによって、同社はモノリシックとハイブリッドPICsを利用したコンポーネントソリューションポートフォリオを拡大する。
RX-PMQPSK-40(40Gbps)とRX-PMQPSK-100(100Gbps)コヒレントレシーバは、2つの90°光ハイブリッド、4個の高速バランストディテクタペア、4個の差動リニアTIAsと手動および自動利得制御を集積している。長さ40mm、高さ7mm未満のコンパクトな表面実装パッケージには、信号とLO用の偏波スプリッタも集積されている。このレシーバ、サイオプティクスの高速InPベースバランストPDsとPLCデバイス技術を利用して90°ハイブリッドミキサを実現している。これらは、同社の自動高精度ロボット組立プラットフォームで、バランストPDsを直接PLCチップに搭載し、極めて小さなフットプリントで高性能の集積光サブアセンブリを実現している。これらのレシーバはOIF 実装規格に準拠している。