Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 8, 2011, Lisle--モレックス(Molex Incorporated)は、QSFP＋ アクティブオプティカルケーブル(AOC)アセンブリで、業界最長のリンクディスタンス、最小消費電力を実現した。
このアセンブリは、ケーブル端あたり0.78Wで40Gbps、4kmまでの伝送が可能。データセンタ全体の消費電力を改善することで、追加ポートの導入が可能になり、結果として接続性の選択肢が増え、コスト削減も可能になる。
モレックスのQSFP＋ AOCの光リンクバジェットは、光ケーブルで多心光コネクタをサポートしている。これによってユーザファシリティの構内配線システムをサポートできるようになり、100mを超える距離でのQSFP＋ AOC利用も柔軟性が高まる。
QDRデータレート製品の他に、モレックスは次世代のInfiniBand FDRデータレートAOC製品のリリースも2011年Q3に予定している。こちらは、低消費電力シリコンフォトニクス56Gbps光エンジンをベースにした製品。
モレックスは光アクティブ接続の拡大を狙って2011年1月にLuxteraのAOC事業を買収している。