Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 2, 2011, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、サービスプロバイダルータ世界市場は、世界的な景気停滞の影響を受けた2009年の需要軟化後、2010年に急回復した。
メーカーの2010年IP/MPLSルータ売上は前年比で21％増、86億ドルとなり、2008年の最高レベルに接近した。DellOro Groupのレポートは、モバイルバックホールとバックボーンネットワークが市場の成長を後押しした重要分野であると指摘している。
DellOro GroupのVP、Shin Umeda氏は、2010年のルータ需要加速について、「米国における最先端のモバイルサービス競争とインターネットのビデオトラフィック増のためにネットワークオペレータがネットワーク容量を増やした」と分析。「2009年の経済減速が終わり、ネットワークオペレータは競争力を維持するために戦略的なプロジェクトに投資せざるを得なかった」と話している。
DellOro Groupの調査による2010年のサービスプロバイダルータベンダの世界市場でのランキングは、シスコ、ジュニパ、Alcatel-Lucent、フアウエイまでは、前年のランキングと同じ。No.5には、テラブスが前年よりランクを1つ上げて入っている。