Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 23, 2011, Redwood City--DellOro Groupが新たに発表した調査レポートによると、10Gbps イーサネット(10GbE)コントローラとアダプタの販売は前年同期比で57％増となり、2010年第4四半期の販売額は１億ドルに迫るレベルを記録した。
「意外だったのは、LOM(LAN on Motherboard)よりもネットワークアダプタの方が力強かったことだ」とDellOro Groupの社長、Tam DellOro氏はコメントしている。「インテルやソラフレア(Solarflare)のアダプタ出荷は、前期比で約２倍になった。一方、エミュレクスの伸びは60％超。これらはすべて旧世代のサーバ向けのもので、I/Oスループット50Gbpsをサポートしている。スループットが100Gbpsを超える次世代のサーバの出荷が始まったらどうなるか?」
コントローラとアダプタの調査は、上位9メーカーの販売、出荷実績をレポート。10G LOM市場がどのように変化しているか、特にヒューレットパッカード(HP)がブロードサーバビジネスをブロードコムからエミュレクスに変えたことの影響を反映している。
5年予測レポートは、この予測期間を通じて、サーバが1Gbpsネットワークアタッチから10Gbpsネットワークアタッチへ、どのようにして着実に移行するかを分析している。