Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 22, 2011, Berlin--ドイツの太陽光発電市場は2010年目標の2倍、導入総発電量は7GWpを超え、世界市場の約半分を占めた。
このためドイツは、2011年半ばの予定で太陽光発電電力高値買取制度(FIT)を発表した。これによりシステム価格を下げ、ドイツでは太陽光発電の電力料金が現在の電力網で供給される電力料金に近づく。ドイツ貿易・投資振興機関の代表は、海外投資を引き寄せるこのレベルを要求している。
同機関の太陽光発電担当マネージャ、Tobias Rothacher氏によると、ドイツは世界最大の太陽光発電市場。ヨーロッパでは、毎年、記録的な需要の伸びを経験しており、世界最大のプレイヤーも当然のことながらドイツのメーカー。
ドイツでは、現在の太陽光発電導入規模が17GWを超えており、世界の太陽光発電インストールベースの約半分を占める。業界の規模は100億ユーロ/年、雇用人員は133,000人を超えており、ドイツで最も重要な産業の1つになっている。