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February 17, 2011, Sunnyvale--スパイレント(Spirent Communications plc)は、株式非公開企業ファンフェアグループ(Fanfare Group, Inc)を現金1500万ドルで買収することで正式契約した。
Fanfareはテスト自動化ソリューション大手企業。テスト自動化ソリューションによって装置メーカーやサービスプロバイダは、急速に進行する複雑さに直面して、市場投入までの時間短縮を促進し、製品品質を改善することができる。
SpirentのCEO、Bill Burns氏は、「テストを簡素化し、生産性を高めたいという明確な顧客ニーズに応えることは当社のビジョンの重要な部分である」とコメントしている。同氏は、「SpirentがFanfareのソフトウエア技術と革新的なiTest技術を手に入れることで、今取り組んでいるオープンスタンダードベースのアプローチで、このビジョンを遙かに迅速に実現することができる」とFanfare買収の意義を説明している。
Spirentの見方によると、多様な形態でのコンバージェンスによって、IPやEthernet機器、ネットワーク、サービスの試験の複雑さや規模が飛躍的に増している。そのため、製品やサービスを展開する過程の簡素化が必要不可欠となっている。統合された、協調的なテスト自動化アプローチは、この市場で新技術を取り入れていくために、益々重要なビジネス課題となっている。両社の製品やサービスを組み合わせることで、エンジニア、技術、プロセスを統合する共通の自動テスト、共通のプラットフォームが実現されるとSpirentは期待しているようだ。
FanfareのCEO、Tom Ryan氏によると、両社は過去数年にわたり協力関係を築いており、今回の買収はいわば「当然の帰結」と捉えている。