Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 14, 2011, Palo Alto--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、GX3220 40GTIAとGX63455 100G MZ光変調器ドライバを複数の新規Tier1顧客から大量受注した。
この受注に対する最初の出荷は2011年上期に予定しており、同年下期から2012年にかけての売上に大きく貢献すると見込まれている。
GX3220は、40G RZ–DQPSKレシーバ向けにデザインされたローパワー差動リニアTIAで、32Gまでの可変周波数レンジ、高い直線性、低い高周波歪を特徴としており、多様なフォトダイオードをサポートしている。また、GX62455は、高電圧主力の100GクワッドMZMドライバで、高/低周波数チョークを集積していて外部コンポーネントを不要とするコンパクト形状のGPPOモジュール。GX62455のコネクタは、業界主流の100Gマルチプレクサ、変調器に適合する形状となっており、システム統合を容易にしている。
40G、100GのDWDM市場についてOvumのVP、Daryl Inniss氏は、「光通信で最速の成長セグメント」と予測している。「オペレータは現在、ユーザの帯域要求に応えるために、10Gネットワークを40G、100Gにアップグレードしようとしている」というのが同氏による背景説明。Ovumの最近の光コンポーネント調査では、40G DWDM市場は、2011-2015年に２倍以上に拡大し、100G DWDM市場は同期間にCAGR 250％で成長する。