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NSN、EU標準光Ethernetトランスポンダ開発をサポート

February 9, 2011, Espoo--ノキアジーメンスネットワーク(NSN)は、EUのGALACTICOプロジェクトに参加し、コンパクトで経済性の高いシリコンベースのフォトニック回路GbEを開発する。
期間3年の研究プログラムの狙いは、シリコンベースのプラットフォームに、最も確立された3つの材料、InP、GaAs、Siを独自に組み合わせて次世代のGbE、最終的にはテラビットのハイパフォーマンス、量産対応ローコスト光トランスポンダを実現することにある。GALACTICOコンソーシアムには、大学の研究センタ、EU諸国からのトップクラスの企業、9組織が参加している。
GALACTICOのプロジェクト・コオディネータ、Lars Zimmermann氏は、「現在、システムベンダは実用的で経済的な100GbEシステムソリューション実現のために、自前のフォトニック集積技術を必要としている。当プロジェクトの狙いは、ローコストで小型の100GbEインタフェースを開発することだ。さらに、集積型コヒレント送信/受信器により膨大な帯域需要に応えることだ」と語っている。
また、NSNの光ネットワーク製品マネージメント担当長、Uwe Fisher氏は、現状を「10Gbpsから40Gbps、100Gbps、さらにそれ以上のネットワークに移行する最前線」と捉え、「GALACTICOプロジェクトスタートは至極当然である」とコメントしている。
GALACTICOは3年プロジェクトで、目標はコヒレント光通信システムの開発。総予算は約400万ユーロで、そのうち290万EuroはEUから得ている。

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