Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 3, 2011, Paris/Linthicum--SEA-ME-WE4共同所有者は、ネットワーク拡張プロジェクトにアルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)とシエナ(Ciena Corporation)を選定した。
Alcatel-Lucentは、海底の全セグメントを40Gbpsにアップグレードする。シエナは、16の陸揚げ局全てに光スイッチング装置を供給し、アレクサンドリアとエジプトのスエズの陸上リンクのアップグレードに100Gトランスポートを供給する。
導入開始は2011年第1四半期。既存ケーブルシステムは大幅な容量増(2.4Tbps/ファイバペア)となり、ヨーロッパから中東、東南アジアにいたる約2万kmで高速インターネットとブロードバンドサービスをサポートする。
Alcatel-Lucentは、1620 Light Managerを導入してコヒレント40Gにアップグレードし、陸上のSDH側の既設1678 Metro Core Connectの一部アップグレードも行う。シエナは、陸揚げ局にマルチテラビットActivFlex 5430 Reconfigurable Switching System(再構成可能スイッチング装置)、コヒレント100Gオプティクスを実装したActivFlex 6500 Packet-Optical Platformでエジプトの陸上リンクと陸上SDHの一部を100Gにアップグレードする。シエナのActivFlex 6500は、コヒレント100Gオプティクス、EDC、ディレクションレス/カラーレスROADM機能を搭載しており、2009年12月から実ネットワークで稼働している。