Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 1, 2011, Milpitas--JDSUは、JDSUの光コーティング用に新しいマイクロリソグラフィ/パタニングプロセスを発表した。この新プロセスは、幅広い家電製品の光センシングインテリジェンス向上に貢献する。
新しいJDSUのプロセスでパタンをつけられたコーティングは、光センサ上にレイヤを形成し、製品は環境光の条件にしたがって感度を調整する。最終製品としては、スマートフォンや車のダッシュボードディスプレイなどがある。スクリーンが表示状態になっているスマートフォンは、それを耳に押しつけるとスクリーンが次第に暗くなり、ダッシュボードディスプレイは外部条件に応じて光強度を調整する。
「最終製品が外部環境で起こっていることをよりよく検知して反応できるように、コンピュータチップへの情報供給要求は増え続ける。JDSUの新しいパタニングプロセスは、多くの家電製品のインテリジェンス向上に貢献できるような、ハイパフォーマンスでローコストのソリューションをメーカーに提供するものだ」とJDSUのカスタムオプティクス製品マネージャ、Markus Bilger氏はコメントしている。
JDSUの光コーティングは、200mmのウエフアにパタンを描く。オプトエレクトロニクスやイメージング業界のメーカーは、光コーティングに埋め込まれた機能層(レイヤ)を持つ製品をローコストで作製できる。