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ダイコン、ボーイングで光スイッチングユニットをテスト

January 24, 2011, Richmond--ダイコン(DiCon Fiberoptics)は、ボーイングの新しいP-8Aポセイドン航空機の最初のミッションシステムで同社のSecure Switching Unitのテストに成功したと発表した。
ダイコンのセキュア・スイッチングユニット(SSU)は全光スイッチングソリューションで、ダイコンの実績豊富なMEMS光スイッチを利用して光信号を安全にルーティングする。P-8Aポセイドンは、新しい対潜水艦、対水上戦、インテリジェンス、監視、偵察機で、米海軍が現行のP-3C航空隊の置き換えに用いることになっている。
ダイコンの製品開発担当VP、Robert Schleicher氏は、今回のテストフライト成功により、同社のMEMS光スイッチ技術が軍用機搭載に最適であるとコメントしている。「ボーイングにP-8Aで安全に光信号をルーティングする高信頼の方法を提供するために当社は独自のやりかたで実績豊富なCOTS光スイッチコンポーネントをSSUに集積した。」
SSUは、軍仕様、認定済み一般基準となるオールオプティカルスイッチングソリューション。完全パッシブデバイスであり、自動化されたファイバパッチパネルとして、光信号を安全にルーティングできる。SSUには、ダイコンのMEMS光スイッチが組み込まれており、このスイッチは通信業界で最も実績がある、信頼度の高い光スイッチ。ダイコンのMEMSデバイスは、2000年以来、何10万個も出荷されている。コンパクトなサイズ、軽量、低消費電力、苛酷環境に対する耐性が高いことから、軍用に理想的であるとダイコンは主張している。また、この光スイッチは摩擦がない設計となっているので、何十億回のスイッチングサイクルが可能。

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