Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 21, 2011, オンタリオ--フアウエイ(Huawei)は、オンタリオのマーカム(Markham)にカナダ本社オフィスを開設した。
この新しい46000平方フィートの本社には、販売とマーケティング機能、先端テストラボが置かれている。フアウエイの狙いは、通信業界の推進力としてのカナダの歴史を利用して地域の人材を活用し、この重要市場に同社のソリューションを展開してくことにある。
「Markhamに当社の拠点を開設することはカナダ市場への長期的投資を補強することであり、もっと広い意味では、北米におけると当社の継続的成長を示すものである」とフアウエイの北米社長、Charles Ding氏はコメントしている。
これまでのフアウエイのカナダでの雇用は250名を超えるが、その70％はMarkhamをベースにしている。フアウエイは、さらに280名をカナダで追加雇用する予定であり、そのうちの数100名はMarkham地域に集中する。
2010年4月、フアウエイはオンタリオ州オタワにカナダで最初のR&Dセンタを開設。現在、同R&Dセンタには70名を超える従業員が勤務しており、有線、無線、光およびIPネットワーキング部門で複数の戦略的な製品開発に集中的に取り組んでいる。フアウエイは、先頃オンタリオ政府から650万ドルの助成金を獲得してフアウエイ・オタワR&Dセンタに投資した。同社によると、今後5年でカナダのR&D投資は6700万ドルを予定している。
フアウエイは、カナダにおける戦略的提携も引き続き活用していくとしており、カナダの通信企業、TELUSとベルカナダ(Bell Canada)と提携契約を結び、合弁イノベーションセンタを設立し維持していくとしている。