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2010年LED市場は67%成長、40億ドル増加

January 17, 2011, Wellingborough--IMSリサーチの調査によると、パッケージ化されたLD市場は、2009年の61億ドルか、67%成長し、2010年には102億ドルとなった。2010年の前年比41億ドル増はLED市場で、これまでの最高額。2010年の市場規模はまだ仮の発表であり、最新データの査定にともない2月に見直される。
2010年の急成長は、バックライトLCD TVでのLED採用が激増したことによる。IMSのアナリスト、Jamie Fox氏は、「TV向けパッケージLEDの販売は、4億ドルから25億ドルに増えた。2010年は、LEDが劇的に普及し、27%となったからだ」と指摘している。21億ドルの増加は、成長の半分を占める。経済の回復(2009年特に自動車と産業分野の一部の部門)、それにバックライトノートPCやデスクトップモニタがさらに成長を押し上げた。最後に、一般照明が2010年の成長に最も大きな貢献をした。
2010年の急成長は、再来しそうにない、と言うのは成熟市場は横ばいになり、堅調な成長水準になるからだ。それにバックライト市場は飽和している。IMSの予測では、2011年の成長は25%、2012年はそれよりも若干落ちる。TVを含めて全ての主要なバックライトアプリケーションは、2013年にはほぼ100%、LEDになるとIMSは見ている。
2013年~、LED一般照明が成長のほとんどを占める。一般照明を除くとLED売上は、2013年以降、落ち込む、これは価格の落ち込みやLEDの効率化(必要数が減ること)、市場の飽和によるものだ。次の数年は、LEDメーカーによっては難しい時代に直面することになり、恐らく統合が始まる。
とは言え、一般照明アプリケーションは潜在的に規模が大きいので、長期的にはLEDの将来は明るい。ホテル、小売業、住宅、街灯のような戸外の照明などが期待できる。

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